お客様インタビュー詳細
株式会社印南食品様は、株式会社印南食品は1953年設立の兵庫県加古川市に本社を置く、鶏卵・鶏肉加工食品の製造販売企業です。長年の養鶏事業の経験を活かし、品質・安全性・社会的責任を重視した食品製造・販売を行う企業として、全国的に信頼を築いています。
「HACCP義務化を機に、書類上の管理から一歩踏み出したかった」
一番のきっかけは、HACCPの義務化です。以前から危害分析などは行っており、書類上の形は整っていましたが、実態として社員一人ひとりがどこまで意識を持って動けているかという点に課題を感じていました。
今回のJFS-B規格取得を、単なる認証取得で終わらせるのではなく、HACCPチーム作りを通じた「人材育成」や、全社的な「衛生管理意識の向上」の絶好の機会と捉え、取り組みを開始しました。
「長年の信頼関係と、現場を支えるデジタルツールの提案」
トーホービジネスサービスさんとは以前からお付き合いがあり、定期的に開催される衛生勉強会などにも参加していました。そこで得られる知識やアドバイスには全幅の信頼を置いていました。
また、弊社はこれまで紙ベースの記録管理が主流で、管理の煩雑さが課題でした。今回のコンサルティングでは、記録をデータ化し管理を簡素化できるソフトウェア「Easy Filer(イージーファイラーズ)」の提案もいただき、これなら現場の負担を減らしつつ、より確実な管理ができると確信したことが決め手となりました。
「パート・アルバイトまで浸透した『自分たちの責任』という意識」
取得後、製品作りに対する意識が劇的に変わりました。原材料の入荷から製造工程、出荷に至るまで、各セクションで品質と安全を強く意識するようになっています。
特に大きな変化は、社員だけでなくパートやアルバイトの方々までもが同じ目線で教育を受け、高い意識を持って業務に当たってくれるようになったことです。万が一、健康被害のリスクがあったとしても、今のシステムなら確実にトレース(追跡)できるという担保がある。これは現場の責任感に繋がるだけでなく、会社としての大きな安心感(防御力)になっています。
『ISOの経験を活かしつつ、外部の視点でハードルを下げる』
マニュアル作りがどう仕上がるのかという不安はありましたが、既に取得していたISO 9001のマネジメントシステムを活かす形で進めることができました。既存の仕組みをJFS-Bにうまく組み込むアドバイスをいただけたことで、ゼロから作るよりもスムーズに壁を乗り越えられたと感じています。
また、食品業界全体の課題でもありますが、人の入れ替わりが激しい中でいかに仕組みを定着させるかが課題でした。これについても、「Easy Filer」によるシステムの活用や、外部講師による集合教育を通じて、誰が担当しても同じレベルで運用できる「仕組み化」を進めています。
「自社だけで完結させず、外部の知見を取り入れることが近道」
自社だけで対応しようとすると、どうしても「固定観念」や「慣れ」による甘え(形骸化)が出てしまいます。外部の専門家であるトーホービジネスサービスさんの視点を入れることで、自社では気づかなかった「ほころび」を見つけることができ、より真剣な取り組みに繋がります。
また、トーホービジネスサービスさんは多くの企業を訪問されているため、他社での成功事例や改善事例といった幅広い情報を持っています。その知見を自社の改善に結びつけられることは、認証取得以上の価値があると思います。
現在は、増加する外国籍スタッフへの教育の徹底が次の課題です。多言語対応の教育マニュアルの整備など、トーホービジネスサービスさんと二人三脚で、さらに強固な衛生管理体制を築いていきたいと考えています。
| 会社名 | 株式会社印南食品 |
|---|---|
| 事業内容 | 生鮮冷凍鶏肉包装販売 |
| 所在地 | 兵庫県姫路市白浜町甲841-41 |
| 電話 | 079-240-1010 |
| URL | www.innami-shokuhin.co.jp |